ログハウス編

2006年 No,2

ログハウスへの道 皮むき編

たいした仕事もしていませんが汗だけは人一倍かきます。
 ログハウスを建てる建てる!と言っても実際にどんなものなのかやってみなければわからないので(師匠にいつも言われますが練習もしないくせに簡単に出来るわけがない!って)、まずは皮むきからチャレンジしてみました。

4月に杉を伐採した時に手ごろな丸太を練習用にとっていたので、1ケ所に集めてから(これだけでも人力では大変)作業開始。
昔ながらの皮むきグッズです。
いや〜大変!! これじゃぁ完成するまでには師匠はいっちゃうわ!
 ログハウスの皮むきには専用のピーリングナイフっていうものがあるのですが、自分の頭の中じゃーそんなものより昔ながらの方法が良いと思いこれでチャレンジ!

これくらいの丸太ではログハウスの ”ロ” の字にもなりませんが、   ・・・・   ウ〜   疲れる〜 
大体のイメージはできてきました。
 はっきり言ってショック! 自分はそんなに不器用ではないはず と思っていましたが、(雑誌には誰にでも簡単に出来る!なんて書かれていたし・・・) 思っていたことと実際にチェーンソーを握ってみたのでは雲泥の差。

師匠が言う通り練習もしないで取りかかったらどんなことになっていたでしょう!?

まっ、練習!練習!

おっ、うさぎを発見!

ログハウスへの道 基礎工事編

 基礎工事を業者に頼めば簡単なのですが、予算の都合上自分ですることにしました。

いろんな本やネットそして工務店のおじさん等に聞き、素人の自分にもできるのは ”独立基礎” だなぁと思い、早速ホームセンターに行き鉄筋を購入、実家の裏庭で練習開始です。
特別な道具がなくてもこれで十分、 師匠はやっぱり持っていた!
 鼻で笑う師匠の傍で鉄金を曲げ(何個も同じものをつくるのは難しい)、まっ理想!?の基礎鉄金が完成しました。

笑いたかったら笑えーってんだ。

おれはマジだぞ。
 そして、10月21日あのMO君が久しぶりに埼玉から山形にやって来ました。それも家族連れで。

秋になると4年連続でMO君の嫁さんの実家(岩手県二戸市)に行き、キノコ採りを楽しんだものでしたが、ここ2年は仕事が忙しくて泊りがけの旅行はできませんでした。

なので、だったらキノコが大好きな息子や家族を連れて山形に来いや と言う事になったわけです。
キノコの名前は本で結構知っている1年生、でもキノコ採りは初めてです。
キノコの感触を忘れるなよ、おもしろいだろう!?
 なんせ、朝 埼玉を出発してからから山形に着き、それから例の場所まで行ったので現地に着いたのがPM2:00。
それからキノコを採って山形名物の芋煮を作って飲んで食べて・・・とかなりハードスケジュール。秋は暗くなるのが早いからねェ。
でも、こういう準備はお手の物(大好き)、少ない時間にいっぱい楽しんでもらおうと我家族はみんな頑張ったよ〜。
ハイポーズ、 みんないい顔しているねぇ
一方、私と次女はかまどの準備、早ようあおげあおげ!
清水の近く お盆に植えた高原大根を1本ゲット! これも芋煮の材料
 中学生になった娘達は、家族よりも友達や部活動が大事になってきてなかなかこんな機会はありませんでした。
息子は陸上の大会で今回は来れませんでしたが、みんなとこういう事が出来て父ちゃんはうれしいぞ〜。
先ほど採った高原大根を切る我娘たち。
水は清水のところからホースで引っ張っているのでどんどん使い放題。
手が空くとすぐにゲームを始める娘たち。 そんなにおもしろいかねぇ?!
味見をするMO君、だんだんお日様が沈んできたぞー
これくらいのちびっ子たちが一番かわいいなぁ  あー懐かしい
焼肉も芋煮もみんなでこうして食べると・・・最高!
 超短い時間でしたが内容はとても濃く、かなり楽しいひと時でした。

今年はキノコが全般的に不作で、この日の栽培物も木が古くなってあまり採れなくて残念。
でも初体験の子ども達には丁度よかったかな? お土産分も少しは採れたしね。

今回一番おもてなしをしたかった師匠が仕事の都合で(堤の軍資金を貯めるため働けるだけ依頼があれば働いています)来られなかったですが、苦労して作ったトイレ(MO君の後ブルーシートのヤツ)もみんなで使ったし、とても楽しかった話を聞かせたので、それだけで満足していると思います。
来年もまた来いよ、もっと早い時間からゆっくりしようぜ!

そして11月雪囲いの季節・・・

 キノコのシーズンも終わる頃、ここ山形では雪囲いの時期です。

雪囲いとは早い話、降り積もる雪の重みから家や木々を守るためにする事です。
私の住んでいる所は1m以上は積もるし、屋根から降ろした雪にも盆栽などを守らなければいけないので、しっかりとした囲いをしなければなりません。

ログハウス建設予定地では積雪が年々減少している近年でも4mは積もるので、もっともっとがっちりと作らなければなりません。
まずは我家の囲いから・・・
大変な仕事ですが 作る っておもしろい
中学1年の長男 ”囲い結び” に初挑戦。
初日にここまで出来たらたいしたもの パチパチ
 雪囲いは雪から木々を守ればいいだけなのですが・・・

思わず ”雪囲いちゅーもんはー ただ囲えばいいってもんじゃーねーんですよ!” と酔っ払い口調になってしまいます。

私は結婚するまで囲いなんて手伝い程度しただけで何もわかりませんでしたけれど、毎年していると他の家の囲いが目に付くようになりやっぱり縄できちっとしばって見栄えがとても大切になってくるものなのですよ。

この季節各家で囲いをしているじいさん達を良く見かけますが、昔は ”あっじじいが囲いをしている” くらいにしか思っていませんでしたが、囲いを始めてからは ”はっはー 流石だねぇ〜” と思うようになりました。

内の息子もこの年で ”囲い結び” ができたらたいしたものですよ。大人でもできない人が沢山いますから。
そして山も・・・
よくもまーここまで集めたもんだな〜 全てもらい物
天気は最高! 私は朝からビールを飲み飲み楽しくお仕事
お前はトイレから始めろ! と師匠 でもなんか不安
あまり使用はなかったけれど、ひとまずご苦労様
ランマー  おっとっとー こんなものまでもっているとは・・・
 やっぱりわたしの不安が命中。

苦労して来もしない人のために作ったトイレ、せめて自ら使えばいいものの

上のように取り外してから ” うん? !!” と足早に林の中に駆け込んだ頑固じじー でした。

おわとがよろしいようで・・・
山の囲いももう少しで完了、10mくらい積もっても大丈夫だー
清水の脇の大根も大分大きくなつたねー